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近況報告(2003年4月)

マダームはどこへ?

■取材ですずかけ台に行く。半蔵門線→田園都市線は乗り換えなしでらくちんだと思っていたけど、遠かったー。乗ってるだけで丸々1時間だもん。新幹線とか特急でもないのに、こんなに長いこと電車に乗ったのは生まれてはじめてかも。
 すずかけ台は田園都市線沿線である。田園都市線といえば、マダームだ。あみさまやにゃほさんが「マダーム」かと聞かれれば、「?」なんだけれど、「たまプラーザ(こうやって無意味に「ー」を入れるから『マダーム』と伸ばしたくなるんだな)」あたりだといそうでしょう。
 3年前の4月(やっぱりカリフォルニアに行く直前だ)、市が尾に住む高校の同級生をたずねたら、立派にマダームをやっていたもんなあ。駅から15分も歩くのに8000万円だかのおうちで、びっくりしたよ。こんなに遠いのに、なぜこんなに高いの、ってね。
 これは同じ沿線なんだからマダームが大勢いるに違いないと思っていたのだけれど、すずかけ台の駅前はとてもさびれていて、マダームらしき人は見かけなかった。ここまでくるとマダームはいないのかしら。
 と同行した人に言ったら、「龍川さんもマダムでしょう?」と言われた。いえ、私は「マダーム」ではないし、「マダム」でさえなくて、「下町のおばちゃん」です。(4/30)

10.2.5

■あー、忙しい。掲示板にレスつけるひまも惜しいくらい忙しいよ。しかし、忙しいときにかぎって、よけいなことをしたくなるのが人情というものである。
 11日に失敗した10.2.5をインストールしちゃおうかなあ、と思ってしまったのである。
 まずは、Yosemite君でトライ。名称未設定君から総合アップデートをかけてみた。問題ない。この間の起動しない事件はなんだったんだろう。
 調子にのって、iBookもアップデートをかけてみた。起動した。ほーら、問題ないじゃん。あれ、だけどなんか変。よくみたら、Finderのメニューとか、見事に文字化けしている。げげげーっ。忙しいんですけど、私。いや、忙しいときにアップデートなんかかける方が悪いんだけどさ。
 でも、だてに私もMacユーザー10年やっていません。直しました。ここにある「Delete Cache」を使いました。
 これでばっちり。すっきり文字化けも直って、10.2.5になりました。あと問題は、iBookの「サーバへ接続...」が働かないんだけど、うーん、これはなぜかしら。Yosemite側からは接続できるのに。まあ、しばらくはYosemite側から共有しようっと。(4/30)

スコップ

■ネギが気になる。大事に育てているのに、旅行中、水栽培の水を換えなかったら、腐るに決まっている。庭に植え換えよう。
 ところが、庭に出たら、スコップがないのだ。誰だ、犯人は。みらいに決まっている。といつめたら、公園の砂場にもっていったという自白がえられた。公園に探しに行ったが、ない。だいたいいつもっていったかも不明だし、これはほかのこどもがもっていってしまったに違いない。ちなみにこれで行方不明になったスコップは4本めだ。
 だけど、ネギは植えてやらなければならない。しょうがないので、スコップを買いに行く。近所の100円ショップにはない。じゃあ、と門仲の赤札堂にある100円ショップをのぞく。1本だけあった。この季節、園芸にせいを出す人が多いから在庫が少ないんだろうなあ。無事買えてよかったよ。(4/29)

呼び出し

■ひるさがり、電話が鳴った。携帯からだ。ということは、保育園や学童じゃないな。しめきりを過ぎている原稿はないはずだし、うちの母の番号ではないし、では誰だろうととってみたら、mooさまだった。
 「いま、たつさんちの近くにいるんだけど、お茶でもどう?」
 mooさまじきじきのお呼び出しだー。行きます、行きますー。
 というわけで、mooさまにアイスコーヒーとチーズケーキをごちそうになりながら、小1時間ばかりくっちゃべってきた。ごちそうさまでした。>mooさま
 mooさまはこの春から大学で「キャリア開発論(だったかな?)」を教えている。
 「私は学生に言うのよ、『3年になったら、スカートをはけ』って。就職活動をはじめてからやっとスーツを着てパンプスを履いたって、板につかない。慣れが必要なのよ。」
 そうかー、そうだったのかー。私は取材に行くときは基本的にスーツである。いつも赤いスーツを着ていると思っている方が多いようだが、赤のスーツは3枚しかない。赤はしゃべるとき用で、取材用はほとんどがグレーだ。グレーのスーツを着て、本人はびしっとしているつもりなのだが、なぜか脱力系に見られる。それは、着慣れていないからなのね。やれやれ、日頃からもうちょっとましな格好しようかな。(4/28)

小数点

■政治学科出身だから、というわけでもないけれど、選挙が好きだ。今後この社会がどんな方向に動いていくのか、有権者の選択をみながら考察するのがおもしろくてしょうがない。
 昨日は区長&区議会選挙だった。どうなったかなあ、と思って、区のサイトを見に行った。ある、ある。江東区議会議員・江東区長選挙開票結果
 ふーん、300万票もとった人がいるのか。え、300万? 江東区民って40万人じゃなかったっけ? よく見たら「3349.534」だった。ああ、そうか、と一瞬思ったけど、やっぱり変だ。得票数が小数点って、どういうこと? 0.534人分投票した人がいるわけ? 有権者は1人1票だよね? いつの間にか選挙制度が変わったの? 誰か私に教えて。(4/28)

焼きそばと焼き肉

■今日のあさはあさごはんをたべて人生ゲームをやってぼくが2いでうれしかったです。たくやくんにパソコンをかしてもらってレゴランドをしたのがたのしかったです。
 ──以上、本日のはるかの日記でした。
 そのほか、スペック6G家の食べ物がおいしかったのが印象的だったようだ。
 はるか「昨日の夜御飯は焼き肉だったんだー。おいしかったー。」
 みらい「焼きそばと焼き肉、どっちがおいしい?」
 はるか「それがなんと焼きそばもあったんだよ。」
 みらい「ええ〜っ、焼きそばも焼き肉もあったの?いいなあ、はるかだけ。」
 みらいは昨日、夜ご飯食べずに寝ちゃったでしょうが。焼きそばも焼き肉もあったところで、寝ている人は食べられないんだよ。
 というわけで、息子がお世話になりました。>スペック6Gさま(4/27)

お客さま

■いやー、昨日は楽しかった。
 ナルママさんご夫婦が上京し、うちにお泊まりいただいた。さらにスペック6Gさまご一家が、ナルママさんご夫妻に一目会いたいということで、夜になっておいでになった。しかも布団持参で。昨晩は発泡酒と焼酎を飲みながら、しゃべる、しゃべる。全員が寝たのは朝3時くらいだったかしら。
 なのに、早朝からうるさくて寝ていられない。こどもたちだ。昨日はるかは卓ちゃんが来るのを待ちきれず寝てしまった。千晶ちゃんは車のなかで熟睡して、うちに着いても起きなかった。だから、遊びたい子ども同士の都合が合わず、ぜんぜん遊べなかったのだ。それが朝にはやっと遊べるというので、うれしくてしょうがなかったようだ。
 午前中いっぱい遊んでもまだまだ遊び足りない風情のはるかを見て、スペック6Gさまが「じゃあ、はるか君、お泊まりにくる?」と言う。はるかは喜んで着いて行った。ご迷惑をおかけしております>スペック6Gさま
 みんなが帰った午後、私とみらいは合唱のレッスンへ。東陽町まで自転車で行って、木場のイトーヨーカドーによって帰ったら、もうぐったり。今、夜の8時なんだけど、みらいはまだ寝ているよ。夜ご飯はどうしたらいいのかしらん。(4/26)

物入りな季節

■毎日忘れてしまうので、ここに書いておこう。
 みらいの合唱団1万4700円
 はるかの学童保育料2万4000円
 学童保育父母会費3600円
 町内会費6000円
 以上、4月末までに支払うもののリストでした。ほかに忘れているもの、ないかしら?(4/25)
どっちがサル?

親子遠足

■みらいの遠足。行き先はズーラシア。遠いから、8時45分集合だ。
 8時45分集合? なーに、5時には起きている私には楽勝だ。と思っていたのだが、罠があった。出る直前にカバンのなかでお茶がこぼれていた。いや〜ん。荷物を積み直していたら、結局遅刻しちゃったよ。
 バスに揺られること約1時間で、ズーラシアに到着。あまり時間がないので、駆け足で動物を見てきた。きっとほんとうはいいところなんだろうけど、急いだのと、大混雑だったのとで、あんまりよさがわからなかった。
 私は日頃運動不足なので、園内1周したら、もうへとへとになってしまった。これは私だけでなく、ほかのお母さんたちもそうだったらしい。だけど、なぜか子どもたちは元気だ。帰りのバスのなかでは、親はほとんどみんな寝てたのに、子どもたちは誰1人寝ようとせず、はしゃぎまくっていた。みんな元気に大きくなったってことなのね。
 親子で行く遠足は、はるかが2歳のときから、何回めだろう。新宿御苑とか木場公園とか上野動物園とかいろんなところへ行ったなあ(なぜか小さいときの遠足の方がよく覚えている)。徹夜明けでふらふらしながら行ったこともあれば、行った先でPHSが何度もなって泣きたくなったこともある。だけど、みらいも来年には親なしで遠足に行く。楽になってほっとするような、やっぱりちょっとさびしいような。(4/24)

ワセダ

■と、私がカタカナで書く場合、地名ではなく、大学をさす。
 大学といっても、きょう行ったのは理工。ワセダは、早稲田駅から5分くらいのところに本部キャンパスがあり、駅のそばに文学部キャンパス、そして本部から30分くらい歩いたところに理工学部がある。だから本部の学生のなかには、4年間理工に行ったことがない人もいるかもしれない。名前は同じでも、本部と理工は別の大学という感じだ。そういえば理工学部を「大久保工科大学」と呼んでいる人もいたような。
 だけど私は、この「大久保工科大学」によく行った。恩師は政治学博士だったけれど、理工学部に籍があったからだ。ゼミの出席人数が少ないときなんか、「じゃあきょうは僕の部屋で」とうことになり、みんなでのんびり戸山公園を散歩しながら移動したものだ。
 それから仲良しだった「芸術」の先生も理工学部に籍があった。どうしてらっしゃるかなあと思ったら芸術学校なんてところができて、そこの教授になっていた。あ、大久保にあるのね、これ。
 「芸術」の授業では、「アンダルシアの犬」も見たけど、街歩きが多くて楽しかった。キャンパス建築散歩からはじまり、西部園やら、神田やら、いろんなところの建物を見物しながら歩いたっけ。
 懐かしい場所に行くといろんなことを思い出すものである。(4/23)

技術者交流会

■いい天気だ〜。暑くもなく、寒くもない。こんな日にコジマくんのボリュームを上げて、歌いながら自転車で隅田川を渡るのは最高に気持ちがいい。あんまり気分よく歌っていたら、曲がるべきところを行き過ぎちゃったよ。
 さて、こんなにいい気分でどこへ行くのかというと、銀座だ。むらかみさん主催の技術者交流会だ。いや、私は技術者でもなんでもないんだけど、みなさまのお顔を拝見したくてね。
 最近はWebに書けないことが多い。だからいっそう、こうやって顔を合わせて情報を収集することに意義があると考えるようになってきた。
 きょうも、詳しくは書かないけど、勉強になった。企画書書いちゃおうかなあ、と思ってしまうくらい。……その前にほかの企画書、書けよ。(4/22)

ビーズオフ

■きょうはビーズオフ。報告は手芸/手作り談話室に書いたので省略。
 きょう、いちばんテンションが高かったのは、りつこさんだと思う。つーママさんが安静状態でお休みの今回は爆買い女王はりつこさんとはじめから決まっていたようなものだ。貴和ではharuchinさんが「りつこさんはどこへ行ったんでしょう? 見かけませんけど。」と言っていたが、きっと加速して見えないくらいのスピードで買いまくっていたのだろう。しかもしゃべるしゃべるしゃべる。それも変なことばっかり。
 だけど、りつこさんって、前回はけっこう静かだったような気がする。あれはやっぱりハードワークの疲れでしゃべれなかったのだろうか。それを考えると、今回のりつこさんがほんとうのりつこさんなんだよなあ。よかった、仏のりつこさんが帰ってきてくれて。
 というわけで、ご参加のみなさま、お疲れ様でございました。いたらぬ幹事でご迷惑をおかけしました。オフ(会じゃなくて、お休みという意味)にもかかわらず、顔を出して、おしゃべりにつきあってくださったmooさま、ありがとうございました。(4/21)

ディズニーランドvsナッツベリーファームvsレゴランド

■「お父さんがいなくて大変でしょう」と、よく言われる。
 んー、そうかなあ。たしかに、つれ担当の洗濯とゴミ出しと掃除機かけも私の担当になるから、家事が普段より大変というのはあるかもしれない。それからに夜の1人でのお出かけは無理だ。さらに、よーっぽどのことがないかぎり、土日は仕事をしないことにした(これはいいことかもしれない)。
 でも、まあ、そんなもんだ。とくに」支障は出ていない。
 うちの母なんかはコミュニケーションを心配しているが、これはもう、普段と全然変わりない。iBookに向かっていると、1日1回は必ずチャットで話しかけてくる。家にいても1階と3階でチャットしているんだから、アメリカにいようが家にいようが変わらないということだ。
 さて、きょうのチャットの話題は、「ディズニーランドに行こう」。サンノゼだとLA近郊のテーマパーク類は遠いなあと思っていたのだが、つれは妙にやる気だ。
 でも、テーマパークのなかでもディズニーランドがいいのか、本当に。前回、ろくな思い出がないんだよなあ、ディズニーランドは。混んでたし、ご飯まずかったし。だったらナッツベリーファームかいっそレゴランドはどうかしら。
 はるかの意見は「レゴランドがいい」。みらいの意見は最初「ナッツベリーファーム」、後に「ディズニーランド」。と、家族の意見は別れている。結局どれでもいいんだろうけど、どれか1つとなると、悩むもんです。みなさまならこの3つのなかでどれを選びますか?(4/20)

3児の母、コロッケパーティーに行く

■午前中、うちの子どもたちと遊んでいたOさんが「お昼ご飯済んでからも遊べる?」と聞いてきた。
 「きょうはコロッケパーティーに行くから」と答えたら、「うわー、いいなあ、私も行きたいなあ。」と激しくうらやましがられた。うーん、じゃあOさんも連れて行っちゃおうかなあ。うちの嫁ってことで。
 というわけで、3児を連れて、吉祥寺で開かれた謎のコロッケパーティーに参加してきた。ただコロッケ食べてビール飲んだだけだけど。
 うわさのコロッケはじゃがいもがほくほくしていて、ほのかに甘くて、レトロな味わいだった。「11ぴきのねことあほうどり」に出てきそうな感じね。子どもたちもたくさん食べていたようだ。
 みらいはコロッケも食べていたけど、それ以上に生キャベツをバリバリ食っていた。そういえば、昔、ベランダに植えていたいんげん豆を生で食ってたよなあ、こいつ。ワイルドだ。
 コロッケもおいしかったけど、酸っぱいものが好きな私はピクルスがおいしかったなあ。コロッケにピクルスがあんなに合うとは知らなかった。久々にうちでもピクルスつけちゃおうかなあ。あ、でもコロッケは作りません。めんどくさいから。(4/19)
ネギ

水栽培

■これは万能ネギの写真である。んなこと、わざわざ書かなくてもわかるか。
 頭の方は料理に使って、根っこのところを水栽培しただけだ。そしたら伸びる、伸びる。肥料も何もいれないただの水道水につけて、日に当てておいただけなのに。
 赤ん坊って、3カ月で10cmくらい大きくなって、すごいなあ、と思ったけど、ネギは人間よりすごいよ。3日で10cmも伸びちゃった。この分でいくと、しばらく万能ネギは買わなくてもいいかもしれない。
 最近、しいたけ栽培がブームのようだけれども(本当か?)、ネギもお手軽でおすすめよーん。
 「庭があるんだから、庭に植えろよ。」
 「わざわざ貧乏くさくペットボトル切って使うなよ。」
 「週に1回もネギを使った料理を作らないのに、育てるほど、ネギが必要とは思えない。」
 というメールはお断りします。
注:ただし、水は毎日替えています。(4/18)

テレビを観ないこと

■ここには何度も書いているけど、うちはテレビが映らない。映らないから観ない。とくにつれがいなくなってから、まったく観なくなった。
 先日、みらいの友達のお母さんに「テレビを観ないで、夜、どうやって過ごしているんですか?」と聞かれた。いや、どうやってって、ふつうに過ごしてますけど。
18:00子どもたち帰宅→連絡帳・お手紙の点検、宿題をやらせて日記を書かせる、私はそのすきに夕食を作る
19:00夕食
19:30楽器の練習
20:00おふろ、あがって時間があれば、本を読んでやる(はるかは勝手に読んでいる)
21:00就寝
 ほら、テレビ観ている暇なんてないでしょ?(4/17)

天国か地獄か?

■日が長くなって、家に帰ってからもまだまだ遊びたい、うちの子どもたち。ここ3日ほど連続して、6時すぎまで近所の公園で、はるかの同級生Oさんをまじえて遊んでいる。
 このOさん、はるかといっしょに学童へ行っているはずなのに、はるかより、ずっと早く帰ってくる。どうやら学童がいやらしい。しょうがないので、お母さんが自分も仕事を休んだり相対したりして、休ませたり、早帰りさせたりして対応しているらしい。
 本人に「学童、いやなの?」と聞いてみたら、「うん……」と言葉を濁している。「なんで?」と聞いたけど、本人にもわからないらしい。気が合う友達がいないのかなあ。
 それにひきかえ、うちのはるかときたら、学童生活を楽しんでいるようだ。いやがるどころか、「お母さん、ぼくも学童6時までに延長してよ。もっとみんなと遊びたいんだけど。」帰るのが遅くなってあとのスケジュールがつまるから5時まででけっこうだよ。
 それにしてもOさんとはるかの学童に対する考えの違いはなんなんだろう。男の子と女の子の違いなのか、個性の問題なのか。はるかが喜んでいっているのだから、私はいいんだけどね。(4/17)

弁当

■アスキーに行く。
 いつもは信濃町駅を使うのだが、運動不足解消のため、国立競技場駅から歩く。といっても乗り換えがない分、運動不足解消に役立ったかどうかは不明だ。
 道すがら、ちゃんぽんと皿うどんの店を発見。長崎県人ではないけど、皿うどんは大好きだ〜。うちでも食べるけど、店だとかまぼことかイカとか、うちにはあまりない食材が入ってるんだよねー。食べたいー。なんだか連日食べたいものに遭遇するなあ。
 撮影をしながら、なぜか弁当の話になった。O嬢はヒロヒデ君に弁当を作ってもらったことがあるらしい。デザイナーのT嬢の証言によると、「ちゃんと彩りも考えてありました。」しかもシャケがほぐしてあったらしい。すばらしい。うちのつれにも見習ってほしい。
 撮影終了後、すれ違った課長に「やせました?」と聞かれた。いえ、太り続けています。でもうれしかったので、今度課長に差し入れしようっと。(4/16)

おろし

■護国寺に行く。
 道すがら越前そばの店を発見した。「おろし1枚500円」なんて書いてある。そばはおろしにかぎる、というのは福井県民にとっては常識だ。食べたい。でも時間がない。
 帰りによろうと思ったけど、ぼーっとしていて行き過ぎた。気づいたときには駅構内で、今さら引き返すのもなんだよなー、と思って、そのまま帰った。
 帰ってきたが、むしょうに悔しい。あれは食べるべきだった。誰だい、越前そばは冷凍で十分といったのは。やっぱりたまには、店でも食べたいよ。店で食べると、ちゃんと辛いおろしを使ってあったりするんだよなあ。今度、この辺に用事があったら、絶対入ってやる〜。(4/15)

新聞委員

■はるかの保護者会に行く。行ってから思い出した。そうだ、きょうは役員決めがあるんだっけ。
 どこの学校や園でもそうなんだろうけど、なかなか決まらない。それでも途中まではなんとか決まって、最後に残ったのが新聞委員。PTA新聞を作る係らしい。
 決まらないからといって積極的に「私、やりまーす」と言えるほど暇ではない。でも、「はるかくんのお母さん、いかがですか?」と声がかかってしまったのを断るほどの勇気は私にはない。
 「ではやらせていただきます。」と引き受けてしてしまった。「高いライター」の私にPTA新聞の原稿を書かせようとは、やるなPTA。
 というわけで、これから1年は、「あるときはお人形作家、あるときはビーズ奥様、またあるときは漂泊のウクレレ吟遊詩人、はたまたあるときは新聞委員」と名乗ることにしよう。(4/14)

勝手に約束

■はるかが土日に勝手に予定を入れるのには慣れきっている。だけど、みらいまで勝手に約束をするようになった。
 「ママ、きょう、2時にみくちゃんと約束したからね。」
 ほんとですか? さすがに保育園児の言うことを頭から信じるわけにはいかないので、みくちゃんの家に電話をして確認する。どうやらほんとらしい。
 でも小学生は勝手に遊びに行って、勝手に帰ってくるけれども、保育園児は親もついていかなくてはならない。
 というわけで、公園について行ってまいりました。フォトレポートはこちら
 ちょろちょろするもんでお母さんは疲れちゃったよ。日焼けしてしみになりそうだし。まあ、かわいい娘が喜ぶのだからたまにはいいか。でも毎週はいやよん。(4/13)

初体験

■来週、再来週とお出かけの予定がたんまり入っている。なのに、私は何カ月も髪を切っていない、ぼーぼー頭である。いいかげんカットに行かなくては。
 どうせ10分1000円カットだし、こどもたちは留守番してもらおうかと思ったら、みらいが「私も行きたい」と言う。「前髪が目に入るからみらいちゃんも切らなくちゃ」と。こどもたちの髪は、日頃つれがカットしている。渡米前にカットしたのだが、もう伸びてしまったのだ。
 というわけで、みらいは美容院(じゃなくて1000円カットだけど)初体験。お兄さんが椅子に座らせて「動かないでね」と言ったら、神妙にうなずいて、ほんとに動かなくなった。まばたきひとつしない。石像のように固まっている。こんなにいい子にできるんなら、日頃からその能力を発揮してくれよ。
 10分1000円カットなので、あっという間に終了。鏡を見せてもらって、「みらいちゃん、かわいくなった」と自画自賛している。満足したらしい。
 しかし、あの10分間、あまりにいい子にしすぎて疲れたのだろう。家に帰ると、夜ご飯も食べずに眠ってしまった。緊張と興奮の初体験だったようだ、と結論づけておこう。(4/12)

ウクレレとみらい

■「わかれうた」を歌っていたら、「地上の星?」と聞いてきた。当たらずとも遠からずという感じである。なかなかするどいかも。
 「神田川」はお気に召さないらしい。あのシチュエーションがおかしくて笑いながら歌っていたら「ぜんぜんおかしくない」と言って憤慨している。「それにぜんぜん怖くないよ。さびしくもないし悲しくもないし。」
 1997年生まれには、三畳一間の下宿とか、そこから想起されるノスタルジーはぴんとこないんだろうなあ。(4/11)

臆病者

■みらいを送って帰ってきて最初にすることはYosemiteの電源を入れることだ。最近のYosemite君はiTunes専用ジュークボックスマシンなのだ。今朝電源を入れたら、ソフトウェアアップデートが「10.2.5が出たよ〜ん」と教えてくれた。ふむ、じゃあまずはインストールしようかな。しばらく待ったら、「再起動してちょ」と言ってきた。はいはい、わかりました。
 ところが、である。起動しないのである。最初のりんごマークは出るけど、そのあと駐車禁止のマークになって、まてどくらせど、うんともすんともいわない。強制再起動しても状況は変わらない。
 うーん、まいったなあ。原因を探ったり、直すのもめんどくさいなあ。というわけで、もう1台の内蔵ハードディスク「名称未設定」にJaguarをインストールした。これだとふつうに動く。あー、よかった。とりあえずほかは問題ないってことだな。
 で、名称未設定君も「10.2.5にする?」と聞いてくる。iBookも「10.2.5にしようよー」と呼びかけてくる。起動しなかったのが10.2.5のせいとはかぎらないんだけどだけど、ちょっと怖いなあ。また起動しなくなったらいやだしなあ。ちょっと様子を見ようかな。(4/11)

アリとキリギリス

■ここのところ、のんびりムードが続いている。いやー、いいのかなあ、こんなにひまで。と思っていたら、来週以降、急速にばたばたしそうな予感がしている。
 こういうときに、優等生のアリ在宅ワーカーは「じゃあ今できることをやっておこう」と考える。不良のキリギリス在宅ワーカーは、「じゃあ今のうちに遊んでおこう」と考える。
 私はもちろんキリギリスね。ひさびさにミシンを出したら、すごーく楽しかったので、ひきつづき縫い物をしている。1枚できたんだけど、みらいがデジカメをどこかへ持って行ってしまったので、写真が撮れない。発見されしだい、アップします。
 さて、アリ生在宅ワーカーとキリギリス在宅ワーカーはどちらがえらいのか。そんなのアリに決まっている。だけど、私は、イソップ童話を読んで思ったのだ。「それで、アリさんは幸せなんでしょうか? 夏の間に思いきり遊んで楽んだキリギリスさんのほうが幸せなんではないでしょうか?」
 若いころはアリになれない自分を「自堕落なやつ」として軽蔑していたのだが、最近はキリギリスとして開き直ることにしている。他人は他人、自分は自分。(4/10)

銀座のうさぎ

■「はーるのうらーらーの」と歌いながら、自転車で隅田川を越えた。この歌の隅田川ってどの辺なんだろう。天気のせいもあるけど、すくなくとも清洲橋は「春のうらら」を感じさせるものはなかった。
 半蔵門線が通ったところで、銀座に行くには乗り換えなければならない。やっぱり自転車がいちばんだ。自転車だと行き先が銀座であったとしても、気合いが入らない。スカートははけないし、化粧したところで排気ガスで真っ黒になるし。コンタクトはゴミが入りやすいから、メガネだし。近所のスーパーに行くのとまるで変わりばえしない。
 なぜ銀座に行くかというと、うさぎを見るためだ。うさぎを飼っている友人が銀座に住んでいるわけではなくて、「銀座のうさぎ展」を見るためだ。貂々さんからもハレルさんからもご案内をいただいてしまったので、行かないわけにはいかない。
 月光荘に着いたら、ハレルさんが「自転車で来たんですか〜?」と驚いて迎えてくれた。ハレルさんに会うのは久しぶりだ。あいかわらずキュートだ。貂々さんに会うのもちょっと久しぶりかも。きょうはなんとお着物をお召しだ。派手な柄で舞台に出るみたい。ハレルさんの作った10万円の巨大ぬいぐるみの隣に正座で座らせて、落語か浪曲でもやってくれたらさぞかし似合うだろう。
 展覧会自体は作家さんが多くてにぎやかだった。みなさん、個性あふれるうさぎをたくさん出品されている。かわいいうさぎ、リアルなうさぎ、意地悪そうなうさぎ、腹に一物かかえているような表情のうさぎ、カラフルなうさぎ……。欲しいものがたくさん。だけど、私はここのところ、貧乏なのだ。航空券だのフジロックフェスティバルだので、物入りが重なったからだ。ポストカードくらいしか買ってあげられなくて、ちょっとさびしい。mooさまはたんまりお買い上げになられたと聞くのに。まあ、またの機会があるよね。(4/9)

付箋

■どんなにPIMが発達しようとも、To Doは、付箋に書いて、モニター周りに貼らないと気が済まない人がいる。それは私だ。iCalは使っているけど、アナログが好きなのだ。思うに、漢字の練習と同じで紙と鉛筆で書いたほうが覚えておけるものなのだ。いや、それでも忘れるけど。
 といっても私の付箋は「○○原稿」とか「請求書」といった仕事以外に、「みらい遠足代金払う」とか「学童健康調査票」とか「生協注文書」とか「町内会委任状」とか「ビーズオフおうかがい」とかとか私用やら私用とも公用ともつかないものも多い。
 昨日からはこの付箋お片付け期間。請求書書いて出したり、新学期の書類を書いたり、FRFのツアー代金を払い込んだり、えーほかにもいろいろやったな。おかげさまで昨日の夜には貼ってある付箋が1枚だけになった。すばらしい。こんなのめったにないことだ。
 あとの1枚を片付ければよさそうなものだが、なんにも貼ってないとさびしいよなあ。というわけで、続きは、お裁縫のページへ。(4/8)

新学期

■きょうは、このへんは入学式だったようだ。朝保育園に行く途中、晴れやかな親子連れを何組も見かけた。保育園にも卒園したばかりの子どもたちが1年生姿を見せにきてくれていた。涙腺の弱い私は、こういうのを見ると、他人の子なのに、うれし涙を流してしまうのであった。
 さて、きょう入学式ということは、小学生はきょうから新学期である。なのに、私ときたら、あいかわらずぼーっとしているもんで、昨日はるかに指摘されるまで、明日から新学期かと思っていた。
 1年生になるときに比べて、2年生になるのに必要なものは少ない。でもお道具箱の補充とか、2年生用の校帽とか、小さくなってしまった上履きとか、それなりに必要なものはある。あわててシモジマと学校指定店に駆け込み、ことなきをえたのだった。
 はるかは2年生になってもあいかわらず。クラスがえもなければ、担任の先生も同じ.本人はただただ、ぼーっとしている。きょうはお道具箱はいらなかったのに、持っていった。でもそこまではいい。さらに、「きょうはいらなかった」と持ち帰ってきた。重いだろうに、なぜ? こどもと親は別の人格だと思うのは、こういうときである。(4/7)

おしながき

みらい筆おしながき■朝、テーブルのうえに紙が残されていた。
「おくることば
なごりゆき
ゆりほり
だいやもんど
はる
みらい」
 母は最初の2つで、私のウクレレのレパートリーだと気が付いた。そう考えると、最後の「はる」は「春よこい」とか「春一番」ではなく「春なのに」だ。だけど「ゆりほり」ってなんだろう? 芋掘りはこの際関係ないだろう。じゃあだいやもんどは? 「瞳はダイヤモンド」はレパートリーに入ってない。
 帰ってきたみらいにきいてみた。「ゆりほり」は「Beautiful Dreamer」だった。「だいやもんど」は「雨上がりの夜空に」だった。まるで暗号だよ。
 で、みらいは「ここに書いた曲をやれ」と言いたかったらしい。ええ、やりましたともさ。それにしても、みらいさん、あんたは道場六三郎かい。(4/7)

とらぬ狸の皮算用

■映画館ではるかにねだられて、パンフレットを買ってやった。ただし、「兄妹なかよく見ること」という条件をつけて。
 うちにかえって、約束どおり、2人でなかよくパンフレットに見入っている。よしよし。
 2人は通販のページを見て話している。
 みらい「はるか、このなかでどれがいい?」
 はるか「これ。」
 みらい「へえ、それ、何するものなの?」
 はるか「シールが100枚以上セットになっているんだ。」
 みらい「えー、100枚も? いいなあ、はるかだけ。ずるいなあ。みらいちゃんにも分けてよ。」
 念のため言っとくけど、お母さんはそんなもの買いませんよ。(4/6)

映画

■いつも朝寝坊のみらいが、すいようびのケロちゃんみたいに早起きした。朝ご飯は作ってくれないけど。なぜなら、昨日「ちゃんと掃除ができたら、明日は映画に連れて行ってあげよう」と約束したからだ。
 映画はこれ。有楽町に行こうか、木場に行こうかとも思ったが、やっぱり錦糸町に行く。半蔵門線が通って行きやすくなったから。
 前回映画に行ったのは、「ハム太郎」と「ゴジラ」の2本立てだったと思う。あのときはゴジラで2児が寝てしまったような気がするが、「パーマン」と「ドラえもん」の2本だてでは2人とも画面に釘付け。ジュースとポップコーンも買ったけど、飲み食いしないで画面に見入っていた。
 うちのつれは、こどもを映画につれていくなんて、お金の無駄だという。レンタルビデオでいい、と。たしかにビデオなら300円で何度も何度も観られる。だけど、やっぱり私はたまには映画館で映画を見せてやりたいと思うのだ。うちに立派なホームシアターがあるのなら話は別だが、14インチのテレビデオで見る映画のビデオと、暗い映画館の大きなスクリーンで見るほんものの映画は似て非なるものだと思う。
 話は飛ぶけど、この間、石ノ森章太郎研究のような本を読んでいたとき、石ノ森氏の証言として、こんなことが書いてあった。「トキワ荘の漫画家たちは貧乏だったという印象があるけれど、実はそんなことはない。すでに売れっ子になって稼いでいた人も多かった。ただ、トキワ荘の連中は、映画、レコード、絵、本には金を惜しまなかった。結果として、お金がなくなっただけだ。だけど、そのとき吸収した文化が心の栄養となり、名作を生み出す糧となった。」
 きょうの「ドラえもん」がこどもたちの心の栄養になったかどうかは疑問だけれど。(4/6)

発見

■週に一度の掃除の日。
 必死の家宅捜索の結果、無事こどもたちのパスポートは発見された。私の部屋から。私も自分の部屋がいちばんくさいと思っていたんだよねー。
 掃除の日といっても、こどもたちの担当はこども部屋。私の担当は居間とトイレと洗面所と廊下と階段。さらにこども部屋のチェックをするのも私。ついでにきょうはこどもたちの衣替え第一弾もやった。だからどうしても自分の部屋までは手が回らないんだよねー。というのは単なる言い訳なんだけどさ。
 引っ越して1年で、なんでこんなにぐちゃぐちゃになるのかね。「すべてをスタートラインにもどしてギヤ入れ直し(©佐野元春)」たいよ。(4/5)
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続・エレン物語、ポリアンナ、カロリーヌ

昨年10月31日の日記に、「エレン物語が読みたい」と書いたことを覚えていらっしゃる方はおいでだろうか。あれから私はヤフオクのアラートに「エレン物語」を登録し、くる日もくる日もエレン物語が出品される日を待っていた(大げさ)。
 そして、苦節半年。とうとう「エレン物語」を手に入れたのである。しかも「リラの花咲く家」、「コルネリの幸福」といったなつかしい本も含めて5冊で500円だった。すばらしきかな、ネットオークション。
 その5冊のなかに、「少女ポリアンナ」が入っていた。ほかの4冊はすべて「少女名作全集」シリーズなのだが、これだけ違う。少女名作全集にもこの物語はあったが、あれは「パレアナ」だった。このポリアンナはもっと小さい子ども向け、「年中〜小学校低学年向け」と書いてあったかな、そういうレベルである。「幼児〜小学校低学年向け」といっても、昔の本だから、今のレベルだと低学年〜中学年になるのかも。
 この「ポリアンナ」なら、みらいでもなんとか読めるかな、と思って、1回読んでやったあと、与えてみた。みらいもさすがは元文学少女の娘だ。自分で一所懸命読んでいる。で、しつこく「ママはどの人が好き? わたしはポリアンナちゃんとパレーおばさん」なんて、感想にもならない感想を伝えてくる。
 こんなみらいをみていて、やっぱりこどもに本は必要なのだ、と元文学少女は勝手に解釈した。いい本を与えてやりたい、と思った。でも「いい本」ってなんだろう。
 離乳食がどろどろからつぶつぶ、さらにコロコロへと進んでいくように、いつまでも絵本だけでは脳みそが鍛えられない。ちょっと歯ごたえがあるけれどおいしい食事を与えていくように、ちょっとむずかしいけれどおもしろい、そんな本を与えたいと思った。
 そこで思い出したのが「カロリーヌ」シリーズ。入学前に夢中になって読んだ本として、まっさきに浮かんでくる。
 手始めに選んだのが「カロリーヌうみへいく」と「カロリーヌのだいサーカス」だ。  今度も1度ずつ読んでやったあと、渡してやった。みらいはまた夢中で1字1字文字を追ってったどたどしく読んでいる。静かになったと思うと、登場人物(動物)にすっかり感情移入して、「かわいそうに、1人ぼっちになっちゃった」なんてもらしている。こんなのを聞くと、買ってやってよかった、と思うのであった。(4/4)

お茶の水ビル

■航空券の支払いのため、御茶の水に行く。トラベルコちゃんで見つけたはじめて行く旅行代理店だから、例によって迷子になる。お茶の水駅前をさまようこと20分、なんとかその代理店の看板を見つけた。「お茶の水ビル」はかなりボロい。いわば廃屋ビル。私は気にしないけど、気の弱い人は入れないかもしれない
 ボロさには驚かないがテナントには驚いた。「2Fアキオ楽器」と書かれた看板が出ていたからだ。「アキオ楽器」ったって知らない人にはぴんとこないんだろうけど、私はぴんときた。これがあの伝説の「アキオ楽器」か、と。なんだよ、アキオ楽器って、とお思いでしょう。これは「ウクレレ」で検索すると必ずといってよいほど名前が出てくるウクレレショップなのだ。いわく「ウクレレショップの代名詞」、「ウクレレを買いたい人はまずアキオ楽器」、「新しい聖地」……。
 そうか、あのアキオ楽器はこんな廃屋ビルにあったのか。もともとオタクっぽい店、たとえばアキバのジャンクショップのウクレレ版を想像していたので、廃屋でもぜんぜん不思議はないのだが、まさかたまたま来たこのビルにあるとは。
 アキオ楽器はともかく、まずは航空券の支払いをしなければ。3Fにあるフレックスインターナショナルという会社を訪ねる。ドアを開けると、いきなりアイルランドの地図が貼ってあった。そのほかにも壁という壁にアイルランドのポスターやらケルト模様のスカーフやらアイリッシュなものが貼られ、本棚にはアイルランド関連の書籍が並んでいる。なに、この店? アイルランドオタクの巣窟?
 まあとにかく支払いをしよう。担当のHさんは50代くらいのメガネをかけた一見ざあます奥様だった。支払いと発券の確認をすませてから、おそるおそる聞いてみた。
 「あのー、この会社はアイルランドびいきなんでしょうか?」
 とたんに事務的な対応をしていたHさんの顔がほころんだ。
 「私が好きなんです。」
 「いいですね。また行きたいです。」と言ったら、Hさんはさらに相好を崩し、アイルランドの話が弾んでしまったのであった。あー、私だってほんとはアメリカよりアイルランドに行きたいよ。
 代理店を出て、せっかくだから、とアキオ楽器をのぞいてみる。外見とは裏腹に、中はきれいに掃除されていた。BGMはもちろんウクレレソロ。ウクレレは、壁に1本1本かけられてきれいにディスプレイされている。アキバのジャンクショップみたいにごたごたしていて何があるかわからないという状態ではない。ひょうたん型、パイナップル型はもちろん、絵を描いたのやら、ネックが長いのやら、超有名なカマカやら、いろんなウクレレがあった。ひとつひとつ個性があって、どんな音がするのか聞いてみたかったけど、聞いてほれてしまうと困るので見るだけにとどめておいた。
 それにしても「お茶の水ビル」は、2Fでウクレレ、3Fでアイルランドとは、実に私の好みにあったビルだ。ついでに1Fが伝説のビーズ屋さんだったり、「お人形用マスク」なんてものを売っている手芸材料屋さんだったりしたら、もうビルごと買い取りたくなっちまうよ。買えないって。(4/4)

カメリアプラザ第一和室「チームホーナビ」

■ここにこんなことを書くといらぬご心配をおかけしてしまうのではないかと思って控えていたのだが、ほんとはあまり体調はよくない。熱も下がっているし、のどの痛みもおさまったが、頭痛だけはおさまらない。だけど頭が痛いと言っている場合ではないので、昨日は頭痛薬計8錠も飲んじゃったよ。だけど薬飲むとぼーっとしちゃうもんだから、ぜーんぜん仕事ははかどらない。
 こんな状態だから、ほんとはオフ会に行っている場合ではないのだ。だけどきょうはどうしても行かなければならない。私とスペック6Gさまで企画した会なのに、千晶ちゃんが水疱瘡でスペック6Gさまが来られないからだ。さらに午前中ウイルのTさまから電話をいただく。なんとmooさまが寝込まれたとかで、どうしても来られないということであった。ではますます私がふんばらなければ。
 というわけで、登園拒否したみらいを連れて亀戸へ。半蔵門線でほんとに早く行けるようになった。といってものんびりエルナードで買い物していたら、亀戸の保育園のお母さんに会ったりしたもんで、会場に着いたときは1時をまわっていた。私もダメ幹事ね。
 カメリアプラザのエレベーターの前でさとこあらさんに会った。さとこあらさんはほんとうにがんばり屋さんだ。ライター講座の課題を全回しめきりに間に合わせ、感心していたところへ、きょうは2人も連れている。暴れん坊将軍(昨日は「暴々」「俺様」と呼んだが、これを総合するとこちらの方が適当だ)の6歳と、斜にかまえているくせに歩けない6カ月を連れてくるのはどんなにたいへんなことだったろう。
 部屋についたら、O社のTさま、みーこさん、yutamamaさん、ぴーちゃん、yamamotoさんといった面々がすでに机を出して、座布団を並べ、せっせと働いていた。すみませんねー、ダメ幹事だもんで。
 その後もぼちぼち参加者が集まり、ほとんどみんなよく知った仲だけど、いちおう自己紹介だけしてもらって、あとはもうしゃべるしゃべる。私もしゃべっているうちにだんだん元気になってきた。報告はあとでホーナビに書きます。
 こどもたちはマグロ状態((C)あみさま)で、部屋のなかを駆け回っていた。ウクレレをもっていったのだけど、かっこうのおもちゃになってしまって、ちょっとだけお聞かせしようと思ったら、チューニングが狂いきっていた。
 オフとは関係ないけど、なぜかあみさまにギネスをいただいた。この間の「おあずかり」料かしら。私がお願いしてさくらこちゃんにきていただいたのに、かえって気をつかわせて申し訳ない。でもいちばんうれしかったのは、みらいにお手製のティッシュケースと巾着をいただいたこと。さくらこちゃんとお揃いだ。忙しいなか、貴重な時間をさいてうちの娘の分まで作ってくださったのがうれしくて、ちょっと泣けそうだった。ほんとうにありがとうございました。
 というわけで、ご参加のみなさま、お疲れ様でした。ダメ幹事で申し訳ありませんでした。今回お目にかかれなかったみなさま、また次回ね。あ、そうそう、わざわざTVチャンピオンの店でお菓子をさしいれてくださったスペック6Gさま、お気遣いありがとうございました。(4/3)

コンピューター

■いやあ、おもしろいなあ、早稲田大学のコンピューター。
 そういえば、私が学生のころ、受験を欠席したのに合格した人がいたという伝説があった。合格した人もさすがに心苦しく、大学に問い合わせたが、「ワセダのコンピューターに間違いはない」と切り返されたという。あくまで言い伝えだけどね。
 いま、こういうのを読むと、「それはひょっとして、りつこさんのとこみたいな悲惨なプロジェクトだったのだろうか?」と思ってしまう。きっと早大インターネット履修プロジェクトにも、変なおやじがいっぱいいたんだろうなあ。(4/3)

雨の花見

■雨でせっかく満開の桜が台無しだ。といっても、なんかばたばたしていて、花見はしていないなあ。しかし、こんな雨の日なればこそ花見ができるではないか。
 いつもは保育園の送り迎えは自転車である。だけど雨の日は歩く。ぐずのみらいと歩くとたっぷり20分かかるが、安全にはかえられない。ならば、お迎えは川沿いの遊歩道を歩こう。たしか桜が満開だ。
 桜並木のなかでも川沿いにあるものは特別好きだ。
 福井市は、戦災で焼け、地震で再び焼けて復興した街だから、あまりロマンティックな場所がない。だけど、室生犀星が「おさなかりし桜ものびあがり うれしやこの手にそいきたる」とよんだ足羽川の桜並木は例外だ。リンクをはろうとして「桜の老齢化」、「今後堤防に桜を植えられない」といったキャプションを見つけた。ちょっとショックだ。しかしその後、「あと2、30年はだいじょうぶ」のの記事も見つけた。2、30年といわず、私が生きているかぎり足羽川の堤防には桜があってほしいものだ。福井市民なら、あの桜並木にロマンティックな思い出のひとつやふたつ、絶対にもっているはずだ。
 話が大幅にずれた。
 というわけで、お迎えは小名木川沿いの遊歩道を歩いたのである。しかし、小名木川の桜並木は清澄通りから西側だけで、東側は松だけだった。ちなみに、うちに帰るには東側しか歩かない。なぜわざわざ遠回りして、松並木を見なきゃならなかったのだろう。
 明日は亀戸か。桜の名所は亀戸緑道公園(サンストリート隣)と亀戸中央公園よ。(4/2)

予約

■航空券を予約する。うちのつれは変なところで心配性なので、「米系航空会社はやめてくれ」と言う。そんなこといったら、予算の都合もあるから全日空しかないじゃん。となると、選択肢はきわめて少ない。悩まなくていいからいいけど。
 旅行会社に電話したら、行きも帰りも問題なく席を確保できるという。あとは詳細をメールしてくれて、問題がなければ代金を払えばいいらしい。ふーん。
 えーと、海外旅行って、この間行ったのは2000年だったかしら。あのころは子どもたちも小さかったなあ。みらいなんかおむつだったんだよ。さすがに今回はおむつはいらないだろう。
 あと、何がいるんだっけ? まずいるのはパスポートだな。私のパスポートはあるけど、こどもたちのパスポートはいったいどこ? うーん。まさか捨てたりはしていないと思うんだけれどなあ。まあ出発までに見つければいいか。
 あ、日程は、5/2成田発、5/11成田着です。(4/2)

体は正直なのかもしれない

■早朝、変な音で目が覚めた。はるかがゲームをやっていると気づくのに5秒くらいかかった。まったく、帰ってきたからって、ゲームばっかりやるなよ。頭がまだ痛んだけれど、しょうがないから起き出して、しかりとばしてやった。
 ふらふらしながら弁当を作り(といったって半分は冷凍食品)、よれよれしながら朝ご飯を作る(といったってコーンフレーク)。あー、お母さん、もうダメかもー。
 なんとかみらいを送っていき、頭痛薬を飲んで横になる。起きたら2時すぎだった。薬が効いたのか頭痛は治っていた。けれど、お茶を1杯飲んだら、今度はおなかにきてしまった。ぴー。汚くてごめんなさい。
 それにしても、なんでこんなに体が弱くなってしまったかねえ。年かねえ。年もあるかもしれないけど、体が休息を求めているのではないかとも思うのだ。mooさまのように突然耳が聞こえなくなる前に、休みをとれってことではないかしらん。
 というわけで、突然ですが、今年は長期休暇を2回とることにします。1回目は5月上旬。用事 はないけど、やっぱりサンノゼへ行ってきます。欲しいアップルグッズがある人は4月中にお知らせください。
 もう1回は7月下旬。ちょっと苗場まで行ってきます。もちろんこれよ。ライブのにおいがすると言ったじんとさん、大当たり。賞品はないけど、みやげ話をお楽しみに。あ、「これは観た方がいい」っていうのがあったら教えといてね。(4/1)
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